今回は、コチラの動画[不可幸力はアコギだけで弾いてもカッコ良かった。(Vaundy)]で使用しているコードフォームを解説したいと思います。
この動画、たくさんの方にみていただけてとても嬉しいです、改めてありがとうございます!
譜面はこのブログには載せられないので、あくまでもコードフォームになりますが、ソロギターを弾く上で役立つ内容になっていると思います。
使用しているコードはAM7、G#7、C#m7、Bm7、Eを使ってます。
また、今回紹介するそれぞれのコードフォームは厳密にはそのコードに必要な音全て鳴らしていないものもあります。
メロディーと一緒に弾くため、押さえやすいポジションを色々と考え、省略する音がどうしても出てきてしまいます。
そこは、演奏性と原曲の雰囲気の再現度でバランスよく調整していく感じです。
また、メロディーのポジション次第で今回紹介するコードフォームから少し形を変えて演奏している部分が多々あります。
というのは、ソロギターを作っていく上で基本となる考え方としてコードの音の中にメロディーの音がある場合が多いorコードの音の近くのポジションにメロディーの音がある場合が多い、というものがあります。
コードの音の近くのポジションにメロディーの音がある場合は、「本来のコードフォーム+メロディーのポジション」を押さえなくてはいけないため、基本のコードフォームから少し形が変わるわけです。
なので、今回紹介するコードフォームを基本として、部分ごとでメロディーによって若干押さえ方が変わる箇所があるのです。
まぁ、押さえ方が変わるというか、基本のコードフォームにメロディーを追加で鳴らすためにちょうど良い押さえ方はないか?ということを探して考えていく、という感じです。
例えば、メロディーのおとが1弦3フレットで、その時のコードがDコードだとします。
(普通のDコードを想定してください)
その場合、Dコードを鳴らしながら1弦3フレットを鳴らす押さえ方を探していくわけですよね。
普通のDコードは本来1弦は2フレットを押さえますが、メロディーと同時に弾くのならば1弦のポジションは3フレットにすれば良いのでは?と思いますよね。
なので、この場合は普通のDコードの1弦のポジションだけを3フレットに変えたポジションで弾けば良いんです。
そのような形で、以下で紹介するコードフォームもメロディーのポジションによって少し変えていくわけです。
では、まずAM7です。
このポジションで弾いています。
さらに、このフォームから省略している箇所もあります。
ちなみに、このコードフォームは↓のコードを元に一部省略して出来たものです。
FM7をずらすパターンのハイコードのAM7です。
ベース音が6弦5フレットになっていますが、その音が5弦0フレットと同じ音のためそちらに代用できます。
そんな形で先ほどのコードフォームができます。
G#7
演奏の中で使用しているG#7のコードフォームはコチラです。
厳密にはG#7にはあと1つ音が必要なのですが省略してます。
メロディーのポジションや演奏性のためにこのような少し省略した形にしました。
押さえ方として、基本は中指で6弦、人差し指で4弦、薬指で3弦です。
元になるコードはコチラです。F7をずらすパターンのハイコードです。
C#m7
C#m7は以下の2つのコードフォームを使っています。
右のコードフォームは、ある程度ギターを弾いている方ならわかると思います。
左のコードフォームは、Fm7をずらすパターンのハイコードのC#m7を一部省略したものになります。
左のコードフォームの押さえ方としては、中指で6弦、人差し指で2,3,4弦をセーハして押さえる形です。
Bm7
コチラは、上記で解説したC#m7の左のコードフォームと同じ仕組み・押さえ方です。
E
最後はEです。
このコードフォームを使っています。
弾き方としては、人差し指で2,3,4弦をセーハして人差し指の先っぽで5弦をミュート、人差し指の根元の方で1弦をミュートして、6弦からジャラーンと鳴らす感じです。
元になるコードはコチラです。
Aをずらすパターンの、ハイコードのEです。
この時のベース音が5弦7フレットですが、その音は6弦の開放弦と同じ音です。
(1オクターブ違う。6弦開放弦の方が5弦7フレットより1オクターブ低いです。)
なので、ベース音を6弦開放弦に代用しました。
また、演奏性を考えて1弦と5弦を省略し、人差し指1本で押さえられるようなコードフォームにしました。
まとめ
これにて終わりです!
これらのコードフォームを使用して演奏しています。
それぞれのコードフォームの考え方をある程度理解できると、他のソロギターにも活かせると思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
Commentaires